てぃーだブログ › 辺野古アセス「評価書」 監視日誌

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Posted by TI-DA at

2012年02月01日

第3回審査会NHKのニュース動画

今日は辺野古アセス「評価書」の第三回審査会でした。

まとめの記事は、すみません、明日にあげようと思うのですが、すぐに消えてしまいそうなNHKの動画のリンクをご紹介します。
あわせて、文字の記事もお持ち帰りで貼り付けますね。

NHKニュース
1月31日 沖縄県審査会 移設見直し答申へリンク先に動画有り。消えないうちにご覧下さい)
1月31日 15時31分

 アメリカ軍普天間基地の移設計画に伴う国の環境影響評価書を審査する沖縄県の審査会は、「移設計画は環境保全上、問題がある」として、近く県に対し、計画の見直しを国に求めるよう答申することを決めました。
 普天間基地の移設計画に伴う国の環境影響評価書を審査する沖縄県の審査会は、31日、宜野湾市で3回目の会合を開き、この中で評価書に対して国に提出する知事意見の内容について答申案が示されました。答申案では、アメリカ海兵隊の輸送機MV22オスプレイの配備が環境影響評価の最終段階で示されたことについて、手続きとして適切とは言い難いうえ、配備によって環境保全の面で重大な支障が生じるおそれがあるとしています。また、市民などから調査のやり直しを求める強い要望があることなどを指摘したうえで、「移設計画は環境保全上、問題がある」としています。審査会では、この答申案に沿って、近く沖縄県に対し、移設計画の見直しを国に求めるよう答申することを決めました。沖縄県では、答申を受けたあと、環境影響評価書に対する知事意見を、軍用機の騒音など県の条例が対象とする項目は来月20日までに、埋め立ての影響など法律が対象とする項目は3月27日までに、提出することにしています。
  


Posted by クイナ2号 at 00:28Comments(0)報道された「評価書」

2012年01月31日

沖縄タイムス連載「総点検普天間アセス」1〜14&識者の見方

沖縄タイムスの連載、「総点検 普天間アセス」の記事です。
画像をクリックすると大きくなります。
沖縄県知事あての「意見書」、締切は2月3日です。審査会の次は知事宛に、意見を出していきたいです。

第1回 オスプレイ 従来機より騒音増


*識者の見方 事後調査では手遅れ


第2回 ジュゴン 影響否定 根拠なし


 *識者の見方 法の本質的使命 放棄


第3回 サンゴ 回復を過小に評価


第4回 飛行経路 宅地上空へ逸脱も


 *識者の見方 担保ない騒音軽減策


第5回 滑走路 一部で積載量制限


 *識者の見方 造った後で機能強化


第6回 手続き・住民意見 「合意形成」程遠く


 *識者の見方 分厚くても中身空虚


第7回 海草藻場 域外の影響認めず


第8回 土砂調達 購入先のめどなし


第9回 ウミガメ 習性にそぐわぬ調査


第10回 低周波音 健康被害の可能性


第11回 機能強化 護岸整備し軍港化も


第12回 伝統行事・文化財 浜が消失 保全も不明


第13回 電波障害 TV影響 対策困難


第14回 ヘリパッド 詳細な運用明かさず
  


Posted by クイナ2号 at 02:39Comments(0)報道された「評価書」

2012年01月31日

「方法書からやり直さなければいけない」わけ

先日も記事をご紹介した、沖縄の弁護士「しゅさんブログ」。

1月27日の記事で、「県は、県(知事)の責任として、やり直しを求めるべきです。」と強調して、そのわけを書かれています。
これは、県民必見です。千葉大学の倉阪先生が、RBCニュースのインタビューに応えて、滑走路の長さの変更はやり直しにあたいすると述べていましたが(こちら)、それに呼応する意見です。

ぜひ、お読み下さい。

しゅんさんブログ
1月27日 「知事は、方法書からのやり直しを求めなければならない。」

(以下、一部抜粋)
 前回のブログでもかきましたが、 評価書では、単に滑走路を短くしたのではなく、
 
 滑走路本体を、1600メートルから1200メートルに短縮しながら、オーバーラン部分を前後600メートルのばし、しかも
オーバーラン部分を滑走路と同じ仕様にして恒常的に滑走路として仕様できるようにし、結局、滑走路を1800メートルにしてしまったのです。
 
 ホント に 子供だましの 偽装 です。

 ウソ に ウソ を重ねて、ごまかしを繰り返しているのです。

 県の誘導は、まるで、「騙してください、怒りながら 騙されます。」  といっているようなものです。

 条例解釈として「手直し」ができないという方向への誘導は、県の責任を放棄するものです。
 
 県民のオスプレイ配備への怒りをきちんと条例アセスに取り込むためには、単に、アセスの内容の問題点を指摘するだけではなく、県の責任において、 手続きをきちんと守らせるべきです。

 「オスプレイの被害は許せ得ません。最初からわかっていた問題を秘匿し、後出しで、不当です、でも、方法書からやり直させる根拠がありません、」     
                                 
 といった対応は、条例解釈として、誤りです。

 県は、県(知事)の責任として、やり直しを求めるべきです。
  


Posted by クイナ2号 at 00:33Comments(0)意見書を出そう!

2012年01月31日

【再掲】31日は第3回アセス審査会

明日(1月31日、火曜日)は辺野古アセスの「評価書」第3回審査会です!
前2回は立ち見がでるほどの盛況でした。
2回目の住民からの意見を受けて、どのような「答申案」が出来たのでしょう。
委員の先生たちは、答申案に対しどれだけ「科学性」と「民主性」にのっとって、意見を盛り込むのでしょう。
刮目して、議論を見届けたいと思います。

どうか、なにとぞ、「やり直し」に踏み込んだ答申を!

*******
平成23年度第12回沖縄県環境影響評価審査会

○日時:平成24年1月31日(火) 10時00分~12時00分

○場所:カルチャーリゾート フェストーネ(℡ 098-898-1212)
     (宜野湾市真志喜3丁目28番1号)
     
○議題:普天間飛行場代替施設建設事業に係る環境影響評価書について

※留意事項
・今回の審査会の傍聴席数は100席程度を予定しておりますが、会場の広さの関係で、入場できない場合もありますので、ご承知おきください。

・駐車場は、駐車台数が限られており混雑が予想されますので、お乗り合わせ又は公共交通機関をご利用くださいますよう、お願い申し上げます。


問い合わせ先:沖縄県環境生活部環境政策課 TEL 098-866-2183
  


Posted by クイナ2号 at 00:11Comments(0)審査会情報

2012年01月29日

第2回審査会、地元2紙の記事まとめ

ブログの更新が追いついかなくって、ゴメンナサイ…ガ-ン

1月27日に開催された、第2回アセス審査会、「沖縄タイムス」「琉球新報」の地元紙二紙はどう伝えたか。
毎日の主要記事をUPされている貴重なブログ、「地元紙で識るオキナワ」さんを紹介します。

同ブログ28日の記事で、両紙の紙面と元記事電子版のリンクが、まとめられています。これは便利!

ブログ 地元紙で識るオキナワ
1月28日「それでも野田首相は「評価書は問題なし」という」

さらには、「沖縄タイムス」の紙面、住民意見を述べた10名の発表主旨は、電子版には見あたらないので、すごく重宝です。


「琉球新報」の社説も読める。情報共有の意義を確信し地道な作業をコツコツ続けておられる同ブログに敬意を表します。  


Posted by クイナ2号 at 19:34Comments(0)報道された「評価書」

2012年01月28日

河村雅美さん(IUCN生態系管理委員会委員)の意見書

国連の国際的自然保護団体・IUCNの「生態系管理委員会」委員にして沖縄BD事務局次長の河村雅美さんが、辺野古アセス「評価書」への意見書を、沖縄BDのブログで公開されています。

 私(河村雅美)は、評価書が今後、国際的な場でどのような意味を持つのかのインプットを審査会委員への意見として書きました。IUCN、世界自然遺産登録、ジュゴン訴訟、生物多様性関係など。
 このアセスは沖縄の中にとどまるものではないということを、具体的な例を出して書いてみました。
 辺野古アセス違法訴訟の報告集会で、アセスの非科学性を指摘した粕谷俊雄氏は、「この評価書が英訳されたら・・・」とおっしゃっていましたが、その可能性についても書いています。


ぜひ! ご一読くださいねピース

ブログ 沖縄・生物多様性市民ネットのブログ
1月28日 「<辺野古アセス>審査会への意見(河村雅美)」  


Posted by クイナ2号 at 21:16Comments(0)みんなの意見書

2012年01月28日

吉川秀樹さん(沖縄生物多様性市民ネット事務局長)の意見書

沖縄生物多様性市民ネットワーク(沖縄BD)の事務局長にして、ジュゴン保護キャンペーンセンターの国際担当、吉川秀樹さんの意見書が、沖縄BDのブログで公開されています。

辺野古アセスの「評価書」は、ジュゴンへの船舶や騒音の影響について、海外の論文を使って分析、評価しているけれど、実は、元の研究論文を、その文脈や目的を無視して、「ジュゴンへの影響はない」という自分たちが欲しい結論のために恣意的に引用している、という大事な指摘をしています。長年ジュゴン保護のために国際的に活動し、海外の研究者や自然保護機関と交流してきた吉川さんの蓄積が、いかんなく発揮されていて、いかに防衛局の「アセス」が非科学的なものであるかを曝いています。

ブログ 沖縄・生物多様性市民ネットのブログ
1月28日 「〈辺野古アセス〉審査会への意見書(吉川秀樹)」
  


Posted by クイナ2号 at 21:02Comments(1)みんなの意見書

2012年01月28日

埋立土砂採取についての意見を述べた方のブログ

1月27日の第2回審査会で意見を述べた10名の中で、とても迫力、説得力があったのが、埋め立て用の土砂採取について指摘された方の意見陳述でした。
その、土砂採取で意見された方が、ご自身の意見の簡単なまとめとともに、第2回審査会のようすをブログに書かれています。

ブログ チョイさんの京都・沖縄日記
1月27日 「27日、辺野古アセス審査会で意見陳述。「アセス手続きのやり直しを!」」

沖縄防衛局は、埋立土砂の問題について、方法書や準備書では、、「現段階では確定していない」としてなんら具体的なことを示してこなかった。ところが、アセスの最終手続きである評価書の段階になっても、再三の知事意見や多くの住民意見になんら答えることなく、やはり、「現段階では確定していない」という記述を繰り返している。1700万㎥という土砂の量は、沖縄の県内の年間の海砂採取量の実に17倍にもなる膨大な量だ。埋立計画において、土砂をどこから調達するのかという問題は、事業立案段階で確定すべきもっとも重要な事項の一つであり、それを明らかにしないままアセス手続きを終えようとするのは認められない。

 今回の評価書に関しては、オスプレイ配備の「後だし」などで、アセスをやり直せという意見が多いが、埋立土砂の問題も、方法書の段階からやり直しが必要だ。審査会が、アセスをやり直すことを求めた毅然とした答申を出すよう繰り返し強調して意見陳述を終えた。


引用した箇所以外にも、審査会終了後の会長記者会見での発言など、示唆がたくさん! ぜひお読み下さいね。  


Posted by クイナ2号 at 20:20Comments(0)みんなのレポート

2012年01月28日

作家の目で捕らえた第2回審査会

作家・目取真俊さんのブログ「海鳴りの島から」で、第2回審査会のもようがレポートされています。
写真もたくさん。OK

ブログ 海鳴りの島から
1月27日「アセスやり直しを求める声が続出」

以下は、同ブログ記事からの一部引用です。ぜひ、元記事で全文をお読み下さいね。

沖縄防衛局が準備書段階までオスプレイについて記載しなかったのは、確信犯としての情報隠蔽=虚偽記載であり、住民を欺いて意見表明の機会を奪うものだ。このような手法がまかり通るなら、環境アセスは事業をやるための形式的なアリバイに堕してしまい、住民は環境アセスへの信頼を完全に失うだろう。事業者が脱法行為をやっている時、審査会がそれに相応の厳しい判断を下し、やり直しを求めるのは当然である。  


Posted by クイナ2号 at 20:10Comments(0)みんなのレポート

2012年01月28日

第2回審査会報道 by OAM

第1回の審査会のもようを、詳細に報じてくださっていた、「沖縄初の市民メディア」、OAM(沖縄オルタナティブ・メディア)さん。
第2回の審査会も、早速にUPされています。要チェックだ!ピース

OAM(沖縄オルタナティブメディア)
異例の住民意見 方法書からのやり直し要求続出
辺野古アセス評価書審査会第2回
  


Posted by クイナ2号 at 01:15Comments(0)報道された「評価書」

2012年01月28日

【必見】RBCニュース、「評価書について専門家は」

 今日のRBCニュースは、第2回の審査会のもように加えて、アセス法専門家による辺野古アセス「評価書」への評価、インタビューを放送しました。
 アセス法に照らしても「やり直し」にあたいするという千葉大学倉阪先生の意見です。リンク先の動画を、ぜひ、ご覧下さい。
 また、元動画が削除されたあとでも記録に残るように、RBCサイトの文字記事に、実際の動画での倉阪先生の発言部分を書き足して、貼り付けておきます。画像は、動画を撮影したものです。残しておきたい、大事な指摘だと思っていますキラキラ 

RBCニュース  1月27日金曜日
「評価書について専門家は」

 次々と問題点が指摘される評価書ですが、手続きのやり直しの必要はないのか。アセス法の専門家に聞きました。


 環境庁の職員時代に環境アセス法の制定に携わった千葉大学の倉阪秀史教授。

 「航空機の機種の変更というだけをとらえて、やり直しを求めることは出来ません。ただし、今回、滑走路の長さが変更されているわけです」

 倉阪教授は、評価書の段階で滑走路の本体部分の長さが1600mから1200mに変更されたこと、つまり施設の形態が変わったことがやり直しの条件にあてはまると指摘します。


 その上で倉阪教授は、普天間移設をめぐる一連のアセス手続きで「後出し」が繰り返されたことについて 強い懸念を抱いています。

 「アセス制度というのは、制度をやっていく過程で環境影響を下げていくための努力をしていく、それが制度の趣旨なんですね。一番最後の段階でより環境影響の高い内容が出てしまうということは、アセス制度の趣旨から言うと適切ではない運用であるということがいえます。悪しき前例になると、そういう可能性のあるアセスの運用です」
  


Posted by クイナ2号 at 00:05Comments(0)報道された「評価書」

2012年01月27日

27日の審査会、どう報道されたかな〜?

今日は、辺野古アセス「評価書」の、第2回審査会が行われました。
アセス制度には(いまは)存在しない、「評価書」への住民意見を聞くという、沖縄県と審査会の英断に拍手ですニコニコ
住民意見を述べたのは10人、そのトップバッターの桜井国俊先生(沖縄大学)が、開口一番に、審査会に感謝を述べていました。キラキラ 

今日の夕方のTVはどんな報道をしていたか、まずはチェックです。

QAB ステーションQ
「評価書審査会 住民意見で批判噴出」

 普天間基地の辺野古への移設に向けた環境影響評価書に対する2回目の審査会が27日、宜野湾市で開かれました。27日は初めて市民が意見を述べる機会が設けられました。市民から出された意見は「方法書からやり直せ」でした。
 傍聴席が足りず、立ち見の人も出るほどの熱気に包まれた会場。制度上、住民意見を述べる機会はありませんが、県は27日の審査会で、1人あたり5分をめどに発言する時間を特別に設けました。
 沖縄大学桜井教授は「評価書は影響は少ないという『アワセメント』に終始しております。論理性科学性が全く欠如しております」、元WWF花輪さんは「全体としてとにかく非科学的な内容になっていまして、科学的でも合理的でもない。これまでにやられた最低の環境アセスということができます」、名護市民の浦島さんは「このアセスは、アセス手続きの前提である地元合意もなく、何が何でも基地建設を行うという結論に合わせるためだけに強引な手法で結論を正当化するものであり、このようなアセスがまかり通るなら、日本のアセス制度は死に体となってしまうと思います」と話しました。
 そして「住民意見」という手続きがなくなった評価書の段階で初めて明記されたオスプレイの配備や様々な変更点について、市民らは「究極の後出し」と厳しく非難しました。
 うるま市の宜野座さんは「オスプレイという恐怖の配備を最終段階に出すことに怒りを持ちます」、金高望弁護士は「オスプレイについての影響については、住民が一度も意見を述べる機会が保障されないまま手続きが終わってしまいます。この不正義は明らかです」と話します。
 市民の意見はほぼ満場一致で「方法書からやり直すべき」。そして、委員からも同調する意見が出てきました。
 審査会の辻委員は「ちゃんとアセスをやろうという姿勢が疑われる。もちろんアセスを最初からやり直すというのは妥当な結論」と話しました。
 審査会終了後、傍聴した人たちは「評価書の書いている内容というのが、先生たちも疑問に思っていることが多いというのが聞いてて実感しました」と話し、別の人は「やっぱり沖縄の問題なので、沖縄の声を聴く必要があると思う。住民の意見を消失させないでちゃんと反映した政治にしてほしいです」「建設ありき。これは皆さん一緒だと思う。これを県民みんなの力でどう覆すか。これが県民の課題だと思います」といった感想を述べていました。
 来週火曜日には最後の審査会が開かれ、答申がまとめられることになっていますが、手続きとして「方法書からやり直せ」という答申を出せるのかどうか。前回、異例の「会長私見」で県民としての憤りをあらわにした宮城会長の心境は複雑なようです。
 審査会の宮城会長は「住民の皆さんの切実な意見は、もう一度アセスのやり直しという形にならざるを得ないと思う。しかし、それが本当に手続き上できるのか、いろいろな私たち苦悶するところがある」と話します。
 市民の意見はをどこまで反映されるのか。県は来週まとめられる答申を基に、2月20日の期限までに「知事意見」を国に提出します。

RBCニュース
「アセス審査会 市民からもやり直し求める声」

 普天間基地の名護市辺野古移設に向けた環境影響評価書に対する審査会が開かれ、市民らが「やり直し」を求める意見を述べました。
 環境影響評価書を審議する2回目の審査会がきょう宜野湾市で開かれ、県が意見を募集した一般住民の代表10人が出席しました。
 委員からも多くの項目で「影響は少ない」とする調査結果に対し説明が不十分だとしてやり直しを求める意見が相次ぎました。
 次回の審査会は今月31日に開かれます。

OTVニュース
「環境影響評価書 「科学的に信頼できない」批判相次ぐ」

 普天間基地の移設に伴う環境影響評価書をめぐって、県の諮問機関の会議が開かれました。発言をする機会を得た市民からは環境アセスをやり直すべきとの意見が相次ぎました。
 評価書を審査する2回目の会議では一般からの意見聴取が行われ、研究者など10人が発言しました。このなかで沖縄大学の桜井国俊教授は、ジュゴンの調査データに偽りがあることや新たに記された滑走路のオーバーラン部分の仕様が一般的な建築方法と異なっていることなどをあげ、評価書は科学的に信頼できるものではないと批判しました。また、審査会の委員からも評価書の記載は不十分だという意見が相次ぎました。
 前門晃委員(地形・地質):「(前回の知事意見で)評価しなさいと言っているんですが、それが評価書に全く出ていません。ですのでこの評価書は評価書になってないように思えます」
 辻瑞樹委員(陸域動物):「はじめに結論ありきというか分厚いデータが出てきてもこういう結論を出されるというのはそもそも何ていうか…ちゃんとアセスをやろうというのが非常に疑われる。もちろんアセスをやり直すというのは妥当な結論じゃないかと思います」
 次回の審査会は今月31日に開かれ、県の事務局がこれまでの議論を基にまとめた知事への答申案について意見が交わされる予定です。

  


Posted by クイナ2号 at 23:31Comments(0)報道された「評価書」

2012年01月27日

ジュゴン保護キャンペーンセンターによる「意見書」

国際的にも国内でもジュゴンの保護のために長年活動している「ジュゴン保護キャンペーンセンター」(海勢頭豊代表)のブログで、県の審査会に意見書を出した報告記事が出ていました。

さすがの、簡潔にして問題点を明らかにした意見書も、記事中に掲げられています。

給排水計画について

埋め立て土砂の調達先について

消失する海草藻場について

ジュゴンの生息場所について

手続きについて(県アセス条例第57条にもとづいてのやり直しを求めること)

元記事をぜひお読みくださいませ。

ジュゴン掲示板
ジュゴン保護キャンペーンセンター(SDCC)では日本に唯一生息している沖縄のジュゴンを守るために活動をしています。
2012年01月26日 「沖縄県審査会に辺野古アセス意見を出しました。」  


Posted by クイナ2号 at 01:26Comments(0)意見書を出そう!

2012年01月26日

「評価書」への公聴会を求めて

以前にも記事にしました、作家・目取真俊さんのブログ「海鳴りの島から」。

1月25日の記事では、ティダの会と新基地建設問題を考える辺野古有志の会が、沖縄防衛局名護事務所に対し「辺野古新基地建設断念と評価書の公聴会を求める申し入れ」を行ったようすを、申し入れ文書とともに報告してます。
記事の終わりに、申し入れ後には集まった方々で県の環境アセス審査会への意見書を書いた、ともあります。リンク先の元記事をどうぞ。

ブログ「海鳴りの島から」
1月25日 辺野古新基地建設断念と評価書の公聴会を求める申し入れ  


Posted by クイナ2号 at 02:56Comments(0)みんなのレポート

2012年01月26日

第3回 審査会の時間と場所が決まりました

第2回の審査会を目前にして、早くも第3回のお知らせが、県のHPに掲載されましたびっくり!
さっそく、スケジュール帳にメモ、です!

沖縄県 環境政策課のHP
http://www3.pref.okinawa.jp/site/view/contview.jsp?cateid=68&id=24131&page=12

平成23年度第12回沖縄県環境影響評価審査会

○日時:平成24年1月31日(火) 10時00分~12時00分
○場所:カルチャーリゾート フェストーネ(℡ 098-898-1212)
     (宜野湾市真志喜3丁目28番1号)
○議題:普天間飛行場代替施設建設事業に係る環境影響評価書について

※留意事項
・今回の審査会の傍聴席数は100席程度を予定しておりますが、会場の広さの関係で、入場できない場合もありますので、ご承知おきください。

・駐車場は、駐車台数が限られており混雑が予想されますので、お乗り合わせ又は公共交通機関をご利用くださいますよう、お願い申し上げます。

問い合わせ先:沖縄県環境生活部環境政策課 TEL 098-866-2183
  


Posted by クイナ2号 at 02:40Comments(0)審査会情報

2012年01月25日

沖縄の弁護士しゅんさんの「意見書」

時々お邪魔してダイビングの海中写真を拝見している、沖縄の弁護士しゅんさんのブログ。
今日見てみたら、しゅんさんが、辺野古アセス「評価書」への意見書を、ブログにUPされていました。早いなー、すごいなーニコニコ
さすが弁護士、条文に沿って、このアセスを「方法書からやり直し」するよう、縷々述べています。
こんなのは一介の市民には書けないわなあ、と思いつつ、自分は素朴な意見を書くんだいと開き直りガッツポーズ

しゅんさんのブログはこちらです。

しゅんさんブログ
沖縄の弁護士しゅんさんのブログです。趣味のダイビングの話を中心にたまにはまじめな話も。
2012年01月22日
辺野古アセス審査会意見書  


Posted by クイナ2号 at 00:06Comments(0)意見書を出そう!

2012年01月24日

意見書を書くための参考サイトまとめ by 合意してないproject

いつもクールで熱い情報を発信しているブログ、「合意してないプロジェクト」さんが、
辺野古アセス評価書・県への意見書書き込みのための、お役立ちサイトをまとめて記事にされています。すごい、重宝!ラブハート

記事全体のドライブ感もステキなんですが、特に! 最終段落のコトバたちがあまりにもスバらしいので、お持ち帰りしちゃいます。
ぜひ、リンクを辿って元記事をお読みくださいね!

ブログ「合意してないプロジェクト」
だから明日は高江で座り込みしながら耳栓付けて、意見書かきかきするっつーのはどうだろう。
投稿者 GP 2012-01-24 時刻: 20:05

●最後に、1月13日に行われた辺野古アセス訴訟集中審理で登壇した専門家証人・原告本人たちの、報告集会でのことばから。

「アセスを行うこと自体が問題。環境アセスメントとは、地元の大方の合意が得られているという大前提のもとで、工事に際して起こる環境への影響を評価するもの。民主的な手続きを無視したために科学性が損なわれたのだ。」(桜井国俊さん)

「アセスメントとは、市民とのコンセンサスの大切な機会。それが、海上自衛隊「ぶんご」を投入してまで推し進められ、恐怖にさらされた。これは民主主義の崩壊ということです。」(吉川秀樹さん)

「評価書を審査する先生たちが科学的良心を置き忘れて来ないように、ぜひとも審査会の傍聴を。」(真喜志好一さん)

大事なことは専門家が決めるんじゃない、市民が決めることに行政と専門家が助力するのが民主主義というもの。沖縄にはその民主主義が活き活きと充実しているところを目に見えるかたちで表しましょう。
  


Posted by クイナ2号 at 23:41Comments(0)意見書を出そう!

2012年01月24日

27日第2回審査会、意見を述べる人はプロジェクタ使用可能

沖縄ジュゴン環境アセスメント監視団(団長・東恩納琢磨)から、お知らせ来ました。

27日の第2回審査会では、審査会の委員の先生たちが、住民の意見を聞くことになっています(当ブログこちらを参照)。

意見を言う人は、ひとり5分程度。
意見を言いたい人は、サンゴやジュゴンの専門家、環境保護団体、弁護士、行政にかかわる人、地元住民…たくさんいます!
5分でどれだけ、言いたいことを伝えられるのか……ガ-ン

そこで! 監視団が、県環境政策課に問い合わせたところ、パワーポイントなどを使った意見発表が可能キラキラ とのことですピース

アセス監視団からのお知らせ
プロジェクター使用について、今日県から回答がありました
回答内容
プロジェクター及びスクリーンは県が用意する
パソコンは各団体で準備


なので、審査会当日、プロジェクタを使って意見を述べたい方は、パソコンだけ持ち込みで大丈夫です!
また、USBフラッシュメモリなどでデータを持ってきたら監視団のパソコンも使っていただけますよ、とのこと。

27日に向けて、着々準備が進んでいる感じ……ますますテンションあがってきますね!  


Posted by クイナ2号 at 23:02Comments(0)審査会情報

2012年01月24日

24日のQAB、県の意見書募集を報道

QABの夕方のニュース番組、「ステーションQ」で、沖縄県が辺野古アセス「評価書」に、住民の意見を募集していることが報道されました。

1月24日  11時43分
県 評価書に対する市民意見をHPで募集


 国が提出した環境影響評価書について、県は2012年1月20日から市民の意見を募集しています。
 
 国が提出した環境影響評価書をめぐっては、住民意見を提出する手続きが定められていないため、市民から、意見を述べる場を設けてほしいという声が多く寄せられていました。

 これを受けて県環境生活部は、環境保全の見地からより多くの意見を求めるため、1月20日からホームページで告知し意見を募集しています。

 締め切りは、2月3日ですが、今週金曜日に開かれる次の審査会で意見を取り上げてほしい人は、前日の1月26日までに提出する必要があります。

 また審査会の場で発言を希望することもできます。県では、寄せられた市民の意見を「知事意見」の中に反映させたいとしています。
  


Posted by クイナ2号 at 22:35Comments(0)意見書を出そう!

2012年01月24日

琉球新報連載「破壊のシナリオ」1〜13 (追加14、15)

琉球新報の連載、「破壊のシナリオ 辺野古アセス評価書の波紋」の、第1回から第13回までの記事です。
辺野古アセス『評価書』について、手続きから、「オスプレイ」「ジュゴン」などの項目ごとまで、問題点が指摘されています。
沖縄県への意見書を書く際に、お役立てください。
(各図をクリックすると大きくなります)

第1回 名護市の反応 容認派も懸念の声


第2回 崩れた前提 地元の変化反映せず


第3回 オスプレイ(上) 最終段階まで隠し通す


第4回 オスプレイ(下) 経路外れは明白


第5回 うるささ指数 騒音増、理由説明なし


第6回 低周波音 心理的影響の基準甘く


第7回 ジュゴン(上) 建設前提 評価に限界


第8回 ジュゴン(下) 将来の保護、視点なし


第9回 ウミガメ 産卵可能性否定に躍起


第10回 サンゴ 科学的考察せず結論


第11回 海草・海藻 保全策 具体性なく


第12回 魚類 湾と河川が生む多様性


第13回 鳥類 騒音で一部個体消失も
  続きを読む


Posted by クイナ2号 at 03:16Comments(0)報道された「評価書」