2012年01月28日
【必見】RBCニュース、「評価書について専門家は」
今日のRBCニュースは、第2回の審査会のもように加えて、アセス法専門家による辺野古アセス「評価書」への評価、インタビューを放送しました。
アセス法に照らしても「やり直し」にあたいするという千葉大学倉阪先生の意見です。リンク先の動画を、ぜひ、ご覧下さい。
また、元動画が削除されたあとでも記録に残るように、RBCサイトの文字記事に、実際の動画での倉阪先生の発言部分を書き足して、貼り付けておきます。画像は、動画を撮影したものです。残しておきたい、大事な指摘だと思っています
RBCニュース 1月27日金曜日
「評価書について専門家は」
次々と問題点が指摘される評価書ですが、手続きのやり直しの必要はないのか。アセス法の専門家に聞きました。
環境庁の職員時代に環境アセス法の制定に携わった千葉大学の倉阪秀史教授。
「航空機の機種の変更というだけをとらえて、やり直しを求めることは出来ません。ただし、今回、滑走路の長さが変更されているわけです」
倉阪教授は、評価書の段階で滑走路の本体部分の長さが1600mから1200mに変更されたこと、つまり施設の形態が変わったことがやり直しの条件にあてはまると指摘します。
その上で倉阪教授は、普天間移設をめぐる一連のアセス手続きで「後出し」が繰り返されたことについて 強い懸念を抱いています。
「アセス制度というのは、制度をやっていく過程で環境影響を下げていくための努力をしていく、それが制度の趣旨なんですね。一番最後の段階でより環境影響の高い内容が出てしまうということは、アセス制度の趣旨から言うと適切ではない運用であるということがいえます。悪しき前例になると、そういう可能性のあるアセスの運用です」
アセス法に照らしても「やり直し」にあたいするという千葉大学倉阪先生の意見です。リンク先の動画を、ぜひ、ご覧下さい。
また、元動画が削除されたあとでも記録に残るように、RBCサイトの文字記事に、実際の動画での倉阪先生の発言部分を書き足して、貼り付けておきます。画像は、動画を撮影したものです。残しておきたい、大事な指摘だと思っています
RBCニュース 1月27日金曜日
「評価書について専門家は」
次々と問題点が指摘される評価書ですが、手続きのやり直しの必要はないのか。アセス法の専門家に聞きました。
環境庁の職員時代に環境アセス法の制定に携わった千葉大学の倉阪秀史教授。
「航空機の機種の変更というだけをとらえて、やり直しを求めることは出来ません。ただし、今回、滑走路の長さが変更されているわけです」
倉阪教授は、評価書の段階で滑走路の本体部分の長さが1600mから1200mに変更されたこと、つまり施設の形態が変わったことがやり直しの条件にあてはまると指摘します。
その上で倉阪教授は、普天間移設をめぐる一連のアセス手続きで「後出し」が繰り返されたことについて 強い懸念を抱いています。
「アセス制度というのは、制度をやっていく過程で環境影響を下げていくための努力をしていく、それが制度の趣旨なんですね。一番最後の段階でより環境影響の高い内容が出てしまうということは、アセス制度の趣旨から言うと適切ではない運用であるということがいえます。悪しき前例になると、そういう可能性のあるアセスの運用です」
Posted by クイナ2号 at 00:05│Comments(0)
│報道された「評価書」
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