防衛省、県にオスプレイ配備の環境レビューを報告
6月13日、防衛省は沖縄県に、オスプレイの沖縄配備で生じる環境審査by在沖海兵隊、を報告しました。
以下、地元紙の報道です。
琉球新報
「環境への影響ない」 防衛省が米実施の審査書説明 オスプレイ
防衛省は13日、県庁に担当職員を派遣し、又吉進知事公室長に米軍普天間飛行場への垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ配備に向け、在沖海兵隊が実施した環境審査(レビュー)書と、防衛省が作成したオスプレイのパンフレットを手渡した。
同省職員は環境審査の結果について「結論として沖縄の配備、運用で重大な環境への影響はないと記載されている」などと説明。又吉知事公室長は「この機種については開発初期にいくつか事故があり、人命が損なわれた。県がいただいている情報の範囲では県民が大変不安を抱いており、県としては基本的に反対している」と伝えた。環境審査書については「時間を掛けて説明を聞いて、県民の不安を払拭(ふっしょく)するか判断させていただきたい」と述べた。
琉球新報
伊江島で訓練年2500回 本島全域で運用 オスプレイ配備
沖縄タイムス
オスプレイ「重大な環境影響なし」防衛省説明
防衛省は、審査結果を含め米側から提供を受けたデータを網羅した冊子を作り、県に手渡した。
県の又吉進知事公室長は「現在県がもらっている情報の範囲では県民が不安を抱いており、県としては反対だ」と述べ、審査結果を含めて防衛省から提供された資料を精査する姿勢を示した。
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