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2012年02月05日

第3回審査会報道 by OAM

沖縄初の市民メディア、沖縄オルタナティブ・メディアさんが、第3回のアセス審査会のもようを、報道してます。
新聞やテレビの報道では具体的には報道されていないかった、県のアセス担当事務局の、審査会への説明などが、詳しく書かれています。
以下はその部分の抜粋です。

答申(案)について事務局は補足説明をし、環境保全上問題があるということとアセス手続きをやり直す必要があるという2点の大きな問題があるとの基本的認識を述べ、前者について、「最終段階の評価書において、知事が個別具体的な意見を出すという意味あいは弱く、それを踏まえての表現となった」と説明。

後者については、条例によればオスプレイ配備は手続きやり直しに当らないということがひとつ、もうひとつは、前者との整合性の問題があると指摘。つまり「辺野古移設案は環境保全上問題がある」といいながらその手続きをやり直せということの矛盾。


リンク元で、全文をお読みくださいね。

沖縄オルタナティブ・メディア
「今回の評価書は間違っている」 辺野古アセス評価書審査会第3回
2012-02-01
  


Posted by クイナ2号 at 23:13Comments(0)報道された「評価書」

2012年02月03日

社説でダメ出し

今日が環境政策課が設定した、知事あての意見書締め切り日。
ということで(?)2日の社説を紹介します。辺野古アセス評価書に「ダメ出し」しています。

「琉球新報」
2月2日 社説 辺野古アセス 歴史の評価に耐えられない

 沖縄防衛局が名護市辺野古への米軍普天間代替基地建設に向け、県に提出した環境影響評価(アセスメント)評価書を審議する県環境影響評価審査会が終了した。
 2月上旬に予定される答申では、垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ配備、大規模埋め立てによる動植物や住民生活への影響を指摘し「自然環境の保全は不可能」として、現行計画の見直しを求めることを確認した。
 審査会が評価書の科学性、信頼性を否定するのも当然だ。恣意(しい)的解釈と矛盾に満ちた7千ページにも及ぶ、ずさんな公文書との批判は免れまい。
 宮城邦治会長(沖縄国際大学教授)が審査会として現行計画による辺野古移設は認められないとの認識を重ねて表明した。
 多くの矛盾や疑問を抱えた評価書を基に、辺野古移設計画が進められれば、取り返しのつかない自然破壊、環境破壊が発生するのは明らかだ。
 評価書は「辺野古移設ありき」で科学的根拠を欠く記述が並んでいる。大規模な埋め立てがもたらす潮流変化など自然環境への影響評価は十分示されず、ジュゴン生息調査の不備も指摘された。
 オスプレイ配備や騒音悪化に対して、住民意見を示す機会も奪ってしまっている。高温の排ガスの影響予測などもない。3回の審査会では、委員や住民から「ずさん」「恣意的」「影響を過小評価している」などと批判が噴出した。
 最終的に委員から「評価書は間違っている」「環境保全ができない」などと酷評される評価書とは一体何なのか。歴史の批判に耐えられる評価書とは到底思えない。
 「史上最悪」と専門家らの厳しい意見が相次ぐ、アセスの名に値しない代物を環境省は黙って見過ごすのか。環境省の存在意義、この国のアセスのレベルさえも疑われる事態だ。
 今後行われる知事意見の取りまとめは、審査会で出された各委員の見解、住民意見を十分に反映させるものにしてほしい。
 仲井真弘多知事には「辺野古移設を実現させる」ためだけの目的で作成された評価書の欺瞞(ぎまん)性、不当性を指摘し、国の不誠実さを強く批判するよう求めたい。
将来に禍根を残さないため「辺野古移設は非現実的だ」と政府に粘り強く主張していくべきだ。


(赤字強調は引用者によるもの、「激しく同意」した部分です。)  


Posted by クイナ2号 at 03:27Comments(0)報道された「評価書」

2012年02月02日

第3回審査会、地元紙の報道

1月31日に開催された第3回審査会では、答申案の検討をしました。
「沖縄タイムス」「琉球新報」共に、委員の先生たちの発言要旨や、答申案の内容を、工夫をこらして報じていました。
審査会に詰めた記者のみなさんの尽力が紙面に現れています。(沖縄防衛局真部局長の宜野湾市長選挙不正介入という大ニュースで、少々横に置かれていますが…ガ-ン
電子版のリンク集を掲載します。

「沖縄タイムス」
1月31日 アセス再実施 知事意見での「配慮」求める

2月1日 アセス審、辺野古否定「環境保全に問題」
    知事意見で「中止」期待 審査会答申案

「琉球新報」
1月31日 辺野古アセス審査会 手続きやり直し、県の十分な配慮求める
2月1日 辺野古見直し答申へ 県アセス審「環境保全は不可能」


ついでに、全国紙の電子版のリンクもメモします。

「朝日新聞」1月31日 辺野古移設は「環境上、問題」 沖縄県審査会が答申

「毎日新聞」2月1日 在日米軍再編:普天間移設 移設否定「表現強化も」 審査会会長が示唆--辺野古アセス答申案結論

「読売新聞」1月31日 辺野古移設を事実上否定…「環境上問題」答申案  


Posted by クイナ2号 at 00:13Comments(0)報道された「評価書」

2012年02月01日

第3回審査会、TVの報道は…

第3回の審査会を、TV局各社はどう報じたか。
動画も見ることが出来るうちに、ぜひ、リンク先でお確かめください。

OTVニュース
環境影響評価審査会 辺野古移設「環境保全上 問題」
12/01/31 (火) 19:02

 普天間基地の移設に向けて国がまとめた環境影響評価書を審査する会合が開かれ、名護市辺野古への移設は環境保全上問題があるとの答申案が示されました。

 3回目となったきょうの会合では、審査会がまとめた25項目にわたる知事意見への答申案が提示されました。この中では評価書で追加されたオスプレイの配備について、関係市町村が意見を述べる機会がなく、適切な手続きとは言い難いとしたほか、環境保全上も重大な支障が生じるおそれがあるとしています。また安部集落で基準値を上回るとされる低周波音について、「飛行回数はわずかで必ずしも影響が出るとは限らない」と記載されている事についても具体的な根拠を欠くとしています。県環境影響評価審査会宮城邦治会長「(環境に対する評価の)整合性がちゃんととられるような事業なのかという事、もしそうでなければ、環境上に重大な影響がある、問題があると言わざるを得ませんので評価書の審議は今日で終了しました。審査会では委員の意見を集約した上で来週にも県に答申する予定です。


RBCニュース
アセス審査会「辺野古移設は環境保全上問題」
更新日: 1月31日火曜日

 普天間基地の名護市辺野古移設に向けた環境影響評価書について、県の審査会は「環境保全上問題がある」として、事実上、辺野古への移設自体を断念するよう知事に答申する方針です。
 環境影響評価書に対する3回目の審査会がきょう午前開かれ知事意見の参考となる答申案について協議しました。
 答申案では、MV22オスプレイが最終段階の手続きである評価書で初めて記載されたことに「環境アセス制度の趣旨から問題がある」と後出しの手法を強く批判するなど、25項目にわたり環境への影響を懸念する意見が並んでいます。
 その上で、評価書が結論部分で「環境保全上、特段の支障は生じない」としているのに対し、答申案では「事業は環境の保全上、問題がある」と反論。
 事実上、辺野古への移設計画自体を断念するよう求める内容となっています。
 審査会は来週にも県に答申を行い仲井真知事はこれを受けて来月20日までに国に知事意見を提出します。


QAB ステーションQ
第3回アセス審査会 答申の中身を審議
2012年1月31日 18時32分

 普天間基地の辺野古移設に向けた環境影響評価書について審議する3回目の審査会が31日に宜野湾市で開かれました。
 会場にはおよそ100人の傍聴人が集まり、委員の審議の行方を見守りました。これまでの話し合いをもとに事務局が提出した「答申案」では、今回の事業を進めることは「環境保全上問題がある」と指摘し、その理由として、オスプレイ配備の後出しや騒音、ジュゴンの調査など、25項目の不備を挙げています。
 審査会で辻委員は「一旦やってしまうと、途中でそれが中止になっても後戻りがきかない。破壊的な影響を後に残す。禍根を残すことになる」と話し、堤副会長は「最後の評価が間違っているということを明確に言ってしまう必要があるんじゃないか。環境を保全できないと、はっきり言ってしまう方が良いと思います」と話します。
 また、住民や委員から方法書段階からのやり直しを求める意見が相次いだことが前文に記されたほか、審査会の手続きが法定されていない埋め立て事業についても「環境保全上問題がある」とする意見を付けるなど、異例づくめの答申案となりました。
傍聴した人は「事業自体が間違ってるというのは委員の方もおっしゃってましたけど、県の態度がすごく消極的だなと思う」、別の人は「はっきりもう無理なんだということをちゃんと伝えてほしい。最後に委員の方々も、もっと厳しい答申にしたほうがいいということを言ってたのでその通りだと思います」と話していました。
 また宮城会長は「委員の意見だけではなくて、先般ありました住民の意見も極力取り入れるような努力をした結果の意見だと思います。それを事業者がしっかり受け止めてほしいような文面にしたい」と話しています。
 正式な答申は2月10日頃に予定されていて、その後、答申を基に「知事意見」がまとめられ、2月20日の期限までに国に提出されます。
  


Posted by クイナ2号 at 00:56Comments(0)報道された「評価書」

2012年02月01日

第3回審査会NHKのニュース動画

今日は辺野古アセス「評価書」の第三回審査会でした。

まとめの記事は、すみません、明日にあげようと思うのですが、すぐに消えてしまいそうなNHKの動画のリンクをご紹介します。
あわせて、文字の記事もお持ち帰りで貼り付けますね。

NHKニュース
1月31日 沖縄県審査会 移設見直し答申へリンク先に動画有り。消えないうちにご覧下さい)
1月31日 15時31分

 アメリカ軍普天間基地の移設計画に伴う国の環境影響評価書を審査する沖縄県の審査会は、「移設計画は環境保全上、問題がある」として、近く県に対し、計画の見直しを国に求めるよう答申することを決めました。
 普天間基地の移設計画に伴う国の環境影響評価書を審査する沖縄県の審査会は、31日、宜野湾市で3回目の会合を開き、この中で評価書に対して国に提出する知事意見の内容について答申案が示されました。答申案では、アメリカ海兵隊の輸送機MV22オスプレイの配備が環境影響評価の最終段階で示されたことについて、手続きとして適切とは言い難いうえ、配備によって環境保全の面で重大な支障が生じるおそれがあるとしています。また、市民などから調査のやり直しを求める強い要望があることなどを指摘したうえで、「移設計画は環境保全上、問題がある」としています。審査会では、この答申案に沿って、近く沖縄県に対し、移設計画の見直しを国に求めるよう答申することを決めました。沖縄県では、答申を受けたあと、環境影響評価書に対する知事意見を、軍用機の騒音など県の条例が対象とする項目は来月20日までに、埋め立ての影響など法律が対象とする項目は3月27日までに、提出することにしています。
  


Posted by クイナ2号 at 00:28Comments(0)報道された「評価書」

2012年01月31日

沖縄タイムス連載「総点検普天間アセス」1〜14&識者の見方

沖縄タイムスの連載、「総点検 普天間アセス」の記事です。
画像をクリックすると大きくなります。
沖縄県知事あての「意見書」、締切は2月3日です。審査会の次は知事宛に、意見を出していきたいです。

第1回 オスプレイ 従来機より騒音増


*識者の見方 事後調査では手遅れ


第2回 ジュゴン 影響否定 根拠なし


 *識者の見方 法の本質的使命 放棄


第3回 サンゴ 回復を過小に評価


第4回 飛行経路 宅地上空へ逸脱も


 *識者の見方 担保ない騒音軽減策


第5回 滑走路 一部で積載量制限


 *識者の見方 造った後で機能強化


第6回 手続き・住民意見 「合意形成」程遠く


 *識者の見方 分厚くても中身空虚


第7回 海草藻場 域外の影響認めず


第8回 土砂調達 購入先のめどなし


第9回 ウミガメ 習性にそぐわぬ調査


第10回 低周波音 健康被害の可能性


第11回 機能強化 護岸整備し軍港化も


第12回 伝統行事・文化財 浜が消失 保全も不明


第13回 電波障害 TV影響 対策困難


第14回 ヘリパッド 詳細な運用明かさず
  


Posted by クイナ2号 at 02:39Comments(0)報道された「評価書」

2012年01月29日

第2回審査会、地元2紙の記事まとめ

ブログの更新が追いついかなくって、ゴメンナサイ…ガ-ン

1月27日に開催された、第2回アセス審査会、「沖縄タイムス」「琉球新報」の地元紙二紙はどう伝えたか。
毎日の主要記事をUPされている貴重なブログ、「地元紙で識るオキナワ」さんを紹介します。

同ブログ28日の記事で、両紙の紙面と元記事電子版のリンクが、まとめられています。これは便利!

ブログ 地元紙で識るオキナワ
1月28日「それでも野田首相は「評価書は問題なし」という」

さらには、「沖縄タイムス」の紙面、住民意見を述べた10名の発表主旨は、電子版には見あたらないので、すごく重宝です。


「琉球新報」の社説も読める。情報共有の意義を確信し地道な作業をコツコツ続けておられる同ブログに敬意を表します。  


Posted by クイナ2号 at 19:34Comments(0)報道された「評価書」

2012年01月28日

第2回審査会報道 by OAM

第1回の審査会のもようを、詳細に報じてくださっていた、「沖縄初の市民メディア」、OAM(沖縄オルタナティブ・メディア)さん。
第2回の審査会も、早速にUPされています。要チェックだ!ピース

OAM(沖縄オルタナティブメディア)
異例の住民意見 方法書からのやり直し要求続出
辺野古アセス評価書審査会第2回
  


Posted by クイナ2号 at 01:15Comments(0)報道された「評価書」

2012年01月28日

【必見】RBCニュース、「評価書について専門家は」

 今日のRBCニュースは、第2回の審査会のもように加えて、アセス法専門家による辺野古アセス「評価書」への評価、インタビューを放送しました。
 アセス法に照らしても「やり直し」にあたいするという千葉大学倉阪先生の意見です。リンク先の動画を、ぜひ、ご覧下さい。
 また、元動画が削除されたあとでも記録に残るように、RBCサイトの文字記事に、実際の動画での倉阪先生の発言部分を書き足して、貼り付けておきます。画像は、動画を撮影したものです。残しておきたい、大事な指摘だと思っていますキラキラ 

RBCニュース  1月27日金曜日
「評価書について専門家は」

 次々と問題点が指摘される評価書ですが、手続きのやり直しの必要はないのか。アセス法の専門家に聞きました。


 環境庁の職員時代に環境アセス法の制定に携わった千葉大学の倉阪秀史教授。

 「航空機の機種の変更というだけをとらえて、やり直しを求めることは出来ません。ただし、今回、滑走路の長さが変更されているわけです」

 倉阪教授は、評価書の段階で滑走路の本体部分の長さが1600mから1200mに変更されたこと、つまり施設の形態が変わったことがやり直しの条件にあてはまると指摘します。


 その上で倉阪教授は、普天間移設をめぐる一連のアセス手続きで「後出し」が繰り返されたことについて 強い懸念を抱いています。

 「アセス制度というのは、制度をやっていく過程で環境影響を下げていくための努力をしていく、それが制度の趣旨なんですね。一番最後の段階でより環境影響の高い内容が出てしまうということは、アセス制度の趣旨から言うと適切ではない運用であるということがいえます。悪しき前例になると、そういう可能性のあるアセスの運用です」
  


Posted by クイナ2号 at 00:05Comments(0)報道された「評価書」

2012年01月27日

27日の審査会、どう報道されたかな〜?

今日は、辺野古アセス「評価書」の、第2回審査会が行われました。
アセス制度には(いまは)存在しない、「評価書」への住民意見を聞くという、沖縄県と審査会の英断に拍手ですニコニコ
住民意見を述べたのは10人、そのトップバッターの桜井国俊先生(沖縄大学)が、開口一番に、審査会に感謝を述べていました。キラキラ 

今日の夕方のTVはどんな報道をしていたか、まずはチェックです。

QAB ステーションQ
「評価書審査会 住民意見で批判噴出」

 普天間基地の辺野古への移設に向けた環境影響評価書に対する2回目の審査会が27日、宜野湾市で開かれました。27日は初めて市民が意見を述べる機会が設けられました。市民から出された意見は「方法書からやり直せ」でした。
 傍聴席が足りず、立ち見の人も出るほどの熱気に包まれた会場。制度上、住民意見を述べる機会はありませんが、県は27日の審査会で、1人あたり5分をめどに発言する時間を特別に設けました。
 沖縄大学桜井教授は「評価書は影響は少ないという『アワセメント』に終始しております。論理性科学性が全く欠如しております」、元WWF花輪さんは「全体としてとにかく非科学的な内容になっていまして、科学的でも合理的でもない。これまでにやられた最低の環境アセスということができます」、名護市民の浦島さんは「このアセスは、アセス手続きの前提である地元合意もなく、何が何でも基地建設を行うという結論に合わせるためだけに強引な手法で結論を正当化するものであり、このようなアセスがまかり通るなら、日本のアセス制度は死に体となってしまうと思います」と話しました。
 そして「住民意見」という手続きがなくなった評価書の段階で初めて明記されたオスプレイの配備や様々な変更点について、市民らは「究極の後出し」と厳しく非難しました。
 うるま市の宜野座さんは「オスプレイという恐怖の配備を最終段階に出すことに怒りを持ちます」、金高望弁護士は「オスプレイについての影響については、住民が一度も意見を述べる機会が保障されないまま手続きが終わってしまいます。この不正義は明らかです」と話します。
 市民の意見はほぼ満場一致で「方法書からやり直すべき」。そして、委員からも同調する意見が出てきました。
 審査会の辻委員は「ちゃんとアセスをやろうという姿勢が疑われる。もちろんアセスを最初からやり直すというのは妥当な結論」と話しました。
 審査会終了後、傍聴した人たちは「評価書の書いている内容というのが、先生たちも疑問に思っていることが多いというのが聞いてて実感しました」と話し、別の人は「やっぱり沖縄の問題なので、沖縄の声を聴く必要があると思う。住民の意見を消失させないでちゃんと反映した政治にしてほしいです」「建設ありき。これは皆さん一緒だと思う。これを県民みんなの力でどう覆すか。これが県民の課題だと思います」といった感想を述べていました。
 来週火曜日には最後の審査会が開かれ、答申がまとめられることになっていますが、手続きとして「方法書からやり直せ」という答申を出せるのかどうか。前回、異例の「会長私見」で県民としての憤りをあらわにした宮城会長の心境は複雑なようです。
 審査会の宮城会長は「住民の皆さんの切実な意見は、もう一度アセスのやり直しという形にならざるを得ないと思う。しかし、それが本当に手続き上できるのか、いろいろな私たち苦悶するところがある」と話します。
 市民の意見はをどこまで反映されるのか。県は来週まとめられる答申を基に、2月20日の期限までに「知事意見」を国に提出します。

RBCニュース
「アセス審査会 市民からもやり直し求める声」

 普天間基地の名護市辺野古移設に向けた環境影響評価書に対する審査会が開かれ、市民らが「やり直し」を求める意見を述べました。
 環境影響評価書を審議する2回目の審査会がきょう宜野湾市で開かれ、県が意見を募集した一般住民の代表10人が出席しました。
 委員からも多くの項目で「影響は少ない」とする調査結果に対し説明が不十分だとしてやり直しを求める意見が相次ぎました。
 次回の審査会は今月31日に開かれます。

OTVニュース
「環境影響評価書 「科学的に信頼できない」批判相次ぐ」

 普天間基地の移設に伴う環境影響評価書をめぐって、県の諮問機関の会議が開かれました。発言をする機会を得た市民からは環境アセスをやり直すべきとの意見が相次ぎました。
 評価書を審査する2回目の会議では一般からの意見聴取が行われ、研究者など10人が発言しました。このなかで沖縄大学の桜井国俊教授は、ジュゴンの調査データに偽りがあることや新たに記された滑走路のオーバーラン部分の仕様が一般的な建築方法と異なっていることなどをあげ、評価書は科学的に信頼できるものではないと批判しました。また、審査会の委員からも評価書の記載は不十分だという意見が相次ぎました。
 前門晃委員(地形・地質):「(前回の知事意見で)評価しなさいと言っているんですが、それが評価書に全く出ていません。ですのでこの評価書は評価書になってないように思えます」
 辻瑞樹委員(陸域動物):「はじめに結論ありきというか分厚いデータが出てきてもこういう結論を出されるというのはそもそも何ていうか…ちゃんとアセスをやろうというのが非常に疑われる。もちろんアセスをやり直すというのは妥当な結論じゃないかと思います」
 次回の審査会は今月31日に開かれ、県の事務局がこれまでの議論を基にまとめた知事への答申案について意見が交わされる予定です。

  


Posted by クイナ2号 at 23:31Comments(0)報道された「評価書」

2012年01月24日

琉球新報連載「破壊のシナリオ」1〜13 (追加14、15)

琉球新報の連載、「破壊のシナリオ 辺野古アセス評価書の波紋」の、第1回から第13回までの記事です。
辺野古アセス『評価書』について、手続きから、「オスプレイ」「ジュゴン」などの項目ごとまで、問題点が指摘されています。
沖縄県への意見書を書く際に、お役立てください。
(各図をクリックすると大きくなります)

第1回 名護市の反応 容認派も懸念の声


第2回 崩れた前提 地元の変化反映せず


第3回 オスプレイ(上) 最終段階まで隠し通す


第4回 オスプレイ(下) 経路外れは明白


第5回 うるささ指数 騒音増、理由説明なし


第6回 低周波音 心理的影響の基準甘く


第7回 ジュゴン(上) 建設前提 評価に限界


第8回 ジュゴン(下) 将来の保護、視点なし


第9回 ウミガメ 産卵可能性否定に躍起


第10回 サンゴ 科学的考察せず結論


第11回 海草・海藻 保全策 具体性なく


第12回 魚類 湾と河川が生む多様性


第13回 鳥類 騒音で一部個体消失も
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Posted by クイナ2号 at 03:16Comments(0)報道された「評価書」

2012年01月22日

21日の琉球新報 社説

21日の「評価書」報道は琉球新報の社説です。

アセス審議入り 評価のやり直しは当然

 名護市辺野古への米軍普天間代替基地建設に係る環境影響評価(アセスメント)評価書に対する県の審査会が始まった。
 委員からは、評価書で初めて垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ配備が明示されたことをはじめ、環境影響を過小評価していると読める内容になどについて、論理矛盾を指摘する意見、多くの疑問の声が上がった。
 「辺野古移設ありき」の評価書に対し、ほぼ全般にわたって予測や評価のやり直しを求める声が相次いだのも当然だ。
 沖縄防衛局の未明の評価書搬入に対して、宮城邦治会長(沖縄国際大学教授)が異例の会長私見として、強い不快感を表明した。県民の率直な思いを代弁したものであり、納得できよう。
 オスプレイに関して言えば、アセス手続き序盤の方法書作成から準備書作成まで、県が配備について再三確認したのに対し、政府は否定し続けてきた。
 にもかかわらず、アセス最終段階の評価書で配備を明記し、それに伴って発生する騒音に関して、予測地点で軒並み従来機種より騒音悪化を予測している。
 住民意見の提出は方法書、準備書段階で既に終了。配備や騒音悪化に対し住民が意見を示す機会さえ、政府は奪ってしまっている。
 住民生活への悪影響をひた隠し、意見を封じ込めながら、辺野古移設を実現させようとする政府の姿勢には誠意が微塵(みじん)も感じられない。
 オスプレイ問題のみならず、周辺の自然環境については、大規模埋め立てがもたらす潮流変化、それに伴う近隣の大浦湾、大浦川などへの影響評価が示されていないことなども指摘された。ジュゴン生息調査にも疑問が出された。住民意見で指摘したことに回答しない住民無視の姿勢など、民主国家のやることかと言わざるを得ない。
 評価書が科学的検証に耐えられるものではなく、その体を成していないのは明らかだ。方法書から評価をやり直さない限り、何度審査会を開いても評価書の非科学性を次々さらけ出すだけだろう。本来なら撤回してもおかしくない代物だ。
 仲井真弘多知事には、いずれは答申で示されるであろう問題点を知事意見で踏み込んで取り上げ、評価書の不当性を指摘するよう求めたい。県民総意の県外移設の実現に向け、毅然(きぜん)とした態度で政府に臨んでほしい。
  


Posted by クイナ2号 at 01:40Comments(0)報道された「評価書」

2012年01月21日

第1回審査会の詳細な記事、発見!

ウェブで情報を発信している「沖縄初の市民メディア」、沖縄オルタナティブ・メディア
サイトの「レポート」コーナーで、先日の第1回の審査会の議論を詳しく報道しています。

「えせアセスが明白に 辺野古アセス評価書審査会第1回」
2012-01-21

各委員の先生の発言と、それに係る「評価書」(電子版)のページをリンクさせて、とっても丁寧ピース

傍聴者からの大事な提言も、きっちりとひろっています。ラブ

また、傍聴席からは市民運動の立場から真喜志好一さん(建築家)が「オスプレイ配備を日本政府は知っていたはずであり、準備書・方法書段階からやり直すべき。県条例で勧告できる虚偽記載だ」と発言。市民が意見をいえる場の開催を要求した。これを受け審査会は検討し、27日開催予定の次回審査会でその場を設けることとなった。

ぜひ元記事を、リンク辿って見てくださいね。  


Posted by クイナ2号 at 16:22Comments(0)報道された「評価書」

2012年01月21日

19日の本土紙報道

★朝日新聞
沖縄県のアセス審査会が初会合 国にやり直し求める声も
2012年1月19日23時3分



沖縄県の環境影響評価審査会。辺野古アセスの評価書に厳しい意見が相次いだ=19日、沖縄県西原町
 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設に向けた環境影響評価(アセスメント)で、評価書を検討する県の審査会初会合が19日、開かれた。新型輸送機MV22オスプレイの配備など複数の大きな変更点を、最終段階の評価書になって防衛省が初めて記載してきたことに、委員の批判が続出。アセスのやり直しを求める声も上がった。

 審査会メンバーは大学教授ら13人。仲井真弘多(ひろかず)知事の諮問を受け、アセス対象の「埋め立て事業」「飛行場建設事業」のうち、「飛行場建設」を審査する。

 会長の宮城邦治・沖縄国際大教授(動物生態学)は冒頭、沖縄防衛局が昨年末、午前4時過ぎに評価書を県庁へ搬入したことについて「県民の一人として憤りを禁じ得ない。法的に評価書は受理せざるを得ないが、苦渋の中での審議だ」と防衛局を批判した。

 評価書の内容について、委員の堤純一郎・琉球大教授(大気環境)は「準備書から評価書にかけては、大きく変更しないのがアセスの前提のはずだ」と指摘。準備書にないオスプレイ配備が盛り込まれたことや飛行経路・滑走路の長さが変わったことを問題視した。

 評価書は、オスプレイによる低周波騒音が防衛省の基準を一部地域で超えるとも予測している。堤委員は閉会後「オスプレイの具体的な運用が評価書からは分からず、低周波の影響調査も不十分だ」と述べ、審査会として、オスプレイを巡る影響評価をやり直すよう求める可能性に言及した。

 関心の高さを反映し、会場では県民約80人が傍聴。アセスのやり直しを求める委員の発言などには拍手がわいた。県は評価書への県民意見を募り、知事意見に反映させる考えを示した。

 審査会は数回開かれ、2月上旬に検討結果を県に答申。これを受け、県は2月20日までに知事意見を国へ出す。埋め立て事業への知事意見は3月27日が期限。


沖縄県の環境影響評価審査会。辺野古アセスの評価書に厳しい意見が相次いだ=19日、沖縄県西原町

★毎日新聞
アセス評価書:ウェブで公表 辺野古移設で防衛局
辺野古アセス:オスプレイ配備の影響「調査不十分」
普天間アセス:オスプレイ低周波音 基準超

★読売新聞(九州発)
オスプレイ「やり直し」、環境評価審副会長言及  


Posted by クイナ2号 at 03:49Comments(0)報道された「評価書」

2012年01月21日

19日の「評価書」報道

投稿が前後しますが…汗
19日の報道を、メモします。

★沖縄タイムス
アセス評価書 ウェブで公開 沖縄防衛局
きょうアセス審査会 西原町で一般公開
普天間アセス、審査会始まる 未明の搬入に批判

★琉球新報
アセス評価書をウェブ上で公表 辺野古移設で防衛局
きょうアセス審査会 有識者が評価書審議

★QAB
「県民感情に配慮」 防衛局 評価書を公開
辺野古アセス 評価書審査開始

★RBCニュース
アセス評価書を一般公開
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アセス審査会 「やり直し」求める意見も
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★OTV こちらはすぐに消されちゃうので、記事テキストを貼り付けておきます。
http://www.otv.co.jp/news/index.html

◇◇沖縄防衛局「評価書」を公開◇◇
12/01/19 (木) 12:01
沖縄防衛局は普天間基地の移設に向けて作成した環境影響評価書を、昨夜からウェブで公開しています。
県は評価書の内容を審査する会合をきょう午後開催します。
沖縄防衛局のホームページにはおよそ7000ページにも及ぶ環境影響評価書と要約書などが掲載されています。評価書に対する知事意見を踏まえた最終的な補正を行う前に評価書を公表する事は法令上義務付けられていませんが、沖縄防衛局は県民の意見を聞くとの方針を示していました。ところで県は、有識者などが中心となって評価書の内容を審査する初めての会合を今日午後開催します。飛行場建設については来月20日、また埋め立てに関しては3月27日までに知事意見を提出する方針です。

◇◇普天間アセス オスプレイ配備に再評価求める声◇◇
12/01/19 (木) 19:01
 普天間基地の名護市辺野古への移設に向け国が県に提出した環境影響評価書の審査がきょう始まりました。新たに記載されたオスプレイの飛行経路や低周波の騒音などについて議論が集中しました。
 審査を行うのは県から諮問を受けた県環境影響評価審査会で環境や生物などの有識者で構成されます。会議の冒頭で宮城会長は私見と前置きした上で、沖縄の将来と自然環境に大きな影響与えかねない事業に関する評価書を県に未明に提出した沖縄防衛局の手法を批判しました。宮城邦治会長:「今回の沖縄防衛局の姿勢と提出の手法については審査会の会長および、県民の一人としては了解し難く、憤りを禁じ得ません」審査会では委員の間から、環境影響評価の最終段階になって配備される事が記載されたオスプレイについて議論が集中しました。香村眞徳委員:「(オスプレイ配備について)今回評価書に出てきた訳ですよね、それに対する意見を元に戻す必要はないのか」また飛行ルートや滑走路の距離などが変更された事で、それまでの評価とは大きく異なる事も予想されるとしてオスプレイが配備される事での影響について改めて評価すべきとの意見が相次ぎました。宮城邦治会長:「総括的なところで見ると事業を前に進めたいという防衛局の意志のほうが非常によく現れたという評価書になっている」審査会で住民の意見を反映させるべきとの声もあがり次の今月27日の会合では傍聴者が意見を述べる機会を作ることを決めました。
  


Posted by クイナ2号 at 03:15Comments(0)報道された「評価書」

2012年01月21日

2012年01月18日

17日の「評価書」関連報道

1月17日の「評価書」関連報道です。

沖縄タイムス
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2012-01-17_28608/

名護市議会、評価書提出で防衛局に抗議

名護市議会の比嘉祐一議長らは16日、米軍普天間飛行場の辺野古移設に向けた環境影響評価書を県民総意を無視して県に提出したとして、沖縄防衛局に抗議した。市議団は年末未明の提出手法などを厳しく指摘し、評価書の撤回を要求。対応した及川博之次長は「県庁での阻止行動などを勘案し、混乱を避けるため、防衛相の判断であの提出方法になった。一刻も早く普天間の危険除去するために必要だ」などと述べ、応じなかった。

 市議らは「『県民の理解を得る』と言いながら、全く得ようとしていない。評価書は知事しか意見が言えないので、公聴会を開いてほしい」と要求。及川次長は「さまざまなかたちで、意見を拝聴させてほしい」と述べるにとどめた。

 その後、比嘉議長らは県庁に下地寛環境生活部長を訪ね、普天間飛行場移設に向けた環境影響評価(アセスメント)の評価書を早急に公開し、県民の意見を知事意見に反映させるよう求める意見書を手渡した。下地部長は、法や条例では評価書段階で住民意見を募る手続きがないことを説明した上で「何らかの形で意見を反映したい」と話し、19日に開かれるアセス審査会で方法を検討する姿勢を示した。


琉球新報
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-186360-storytopic-9.html

「年内着工」発言 政府の思惑露呈 2012年1月17日

防衛相、官僚説明を「正直」に

 「正直ベース」(妻の田中真紀子衆院外務委員長)の田中直紀新防衛相が、15日のNHK番組で「(辺野古埋め立ての)年内着工」という防衛官僚によるブリーフ(説明)の内容をそのまま表に出した。政府内で“暗黙の了解”になっている埋め立て申請と埋め立て工事着工を目指す時期が、防衛官僚の予期せぬ形で田中氏の発言によって表面化し、県内の反発と政府内の困惑が広がった。

 年内着工は普天間問題の具体的進展という対米公約の肝の部分。だが、移設のスケジュールは県民に隠されており、「沖縄を刺激しないように進めたい」(政府関係者)という政府の思惑がにじむ。
 防衛省内には北沢俊美元防衛相の“遺言”と言われる指示がある。「普天間は来年(2012年)動かせ」という発言だ。米議会からの辺野古移設見直しを迫られる米政府からの圧力にさらされる中、11年末に評価書提出を強行。今年も省内のスケジュール通りに今年6月に「埋め立て承認申請」を出し、11月末ごろに知事の承認を取り付けた上で「年内着工」を目指す段取りを描いていた。
 沖縄側が県外移設要求を強め、ここに来て田中氏がスケジュールを漏らしたことで、官邸や防衛省は県の反発を避けるため火消しに追われた。16日の田中氏の会見後、防衛省職員が「(着工までに)スケジュールはない」と、報道陣に説明する場面もあった。
 在京大手メディアは田中氏の発言を「素人」「沖縄が反発している」と政局に絡めて報じる色合いが濃い。「合意は大前提だが、(米側と)詳細にわたって相談することは別に問題ない」と見直しを示唆するかのような田中氏の発言はほとんど報道されず、防衛官僚の思惑に沿った「県内移設か固定化」の構図が喧伝(けんでん)されつつある。
 防衛省幹部の一人は「あくまで手順の説明だった。だが、政治家は指導力で決断しなければならない時があるはずだ」と話した。年内着工に向け、田中氏に決断を促す官僚側の包囲網が強まりそうだ。
(松堂秀樹)


NHK沖縄放送局
http://www.nhk.or.jp/okinawa/lnews/5095333011.html

埋め立てで海に濁りも

普天間基地の名護市辺野古への移設計画に伴う環境影響評価書によりますと、国は、埋め立て工事にともなって最大で2キロ沖合まで海の中が濁ったりするなどと予測していて、汚れが広がらないよう膜を設置するなど対策を行うとしています。
防衛省が先に沖縄県に提出した環境影響評価書によりますと、国は、名護市辺野古の沖合を埋め立てる事で周辺の海域にどのような影響が発生するかについて、潮の干満や付近にある土砂の性質などをもとに予測しました。
その結果、「水の濁りは施設の南側の護岸から最大で2キロ沖合まで拡散するほか、雨が降った際には工事の現場周辺で場所によっては土砂が積もる」としています。このため対策として、工事現場を囲むように海の中に膜などを設置して、濁りが広がらないようにするほか、先に代替施設の護岸を造った上で、その後、護岸の中を埋め立てるとしています。
また、埋め立てに使う石については、付着している土をあらかじめ、洗い流しておくなどとしていて、評価書ではこうした対策で海の環境への影響が最大限、回避・低減出来るとしています。
01月17日 19時44分


こちらは昨日の記事ですが…

OTV
http://www.otv.co.jp/news/index.html
環境影響評価書 知事意見 反対意見ふまえ策定を

 普天間基地の移設にむけた国の環境影響評価書をめぐり、名護市議会はきょう県に対し評価書を慎重に審査する事などを求める意見書を提出しました。

 名護市議会・比嘉祐一議長:「(普天間飛行場の)県外・国外への移設を望み、埋め立てを認めぬ県民の意見を広く取り入れ知事意見に反映させる事を求める」またこの席で名護市議会の代表は「名護市は新たな基地建設に反対しておりこれを踏まえて知事意見を策定して欲しい」と要請しました。県環境生活部・下地寛部長:「(方法書や準備書など)様々な問題についてかなり厳しい意見を我々としては言っているつもりです」「審査会の中で知事意見をしっかり知事意見を作っていく」要請に対し県環境生活部の下地部長はこのように述べ、今月19日の環境影響評価審査会で県外移設を求める知事の意見を反映させる考えを示しました。この後名護市議会は事業者の沖縄防衛局を訪ね環境影響評価書の県への提出は県民の総意を無視したとして抗議しました。


RBC
http://www.rbc.co.jp/rnews.php?itemid=37153
名護市議会 評価書提出に抗議
更新日: 1月16日月曜日
 普天間基地の辺野古移設に向けた環境影響評価書が県に提出されたことに対して先週、抗議決議を可決した名護市議会の議員団が16日午後、沖縄防衛局を訪れ、直接、抗議しました。
 沖縄防衛局を訪れたのは名護市議会の軍特委のメンバーなど15人です。
 議員は、沖縄防衛局の及川博之次長と面談し、辺野古移設に向けた環境影響評価書を年末の未明に県庁の守衛室に持ち込んだことについて「前代未聞の暴挙」として強く抗議しました。
 これに対して及川次長は「県庁出入り口付近で市民団体による提出阻止行動があり無用の混乱を避けるためにやむを得ず時間外に搬入した」とこれまでの釈明を繰り返しました。
 また、議会側が環境影響評価書を公表するよう求めたことに対して及川次長は、「公表する方向で前向きに検討したい」と述べるに留まっています。
◆ニュース映像
  


Posted by クイナ2号 at 00:27Comments(0)報道された「評価書」

2012年01月16日

これまでの「評価書」報道 新聞編

これまでの、「評価書」についての新聞報道がたくさんあります。
「沖縄タイムス」「琉球新報」の記事(電子版)は、下記から辿ってみてください。

沖縄タイムス電子版 「普天間アセス評価書」記事一覧
http://www.okinawatimes.co.jp/category/普天間アセス評価書/1/

琉球新報電子版は、「評価書」関連の記事一覧がないのですが、いくつか紹介しますね。

「普天間飛行場代替施設建設事業に係る環境影響評価書(要旨)」(1月8日)
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-186039-storytopic-53.html

「評価書全文判明 オスプレイで悪化顕著、低周波音や騒音影響」(1月8日)
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-186019-storytopic-53.html

「評価書全容判明 騒音、軒並み悪化予想 「支障なし」と主張」(1月8日)
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-186035-storytopic-53.html  


Posted by クイナ2号 at 05:13Comments(0)報道された「評価書」